【相続手続き】音信不通の相続人と連絡を取る方法

 相続手続きを進めていく中で、相続人全員の署名捺印が必要な場面が出てくるケースがあります。
その際に、相続人の中で音信不通の人がいると、手続きが全く進まず大変困りますよね。特に困るのは、相続預貯金の解約と不動産の名義変更手続きではないでしょうか。
 そこで、音信不通の相続人の住所を特定して、連絡を取る方法をご紹介いたします。

音信不通の相続人が現在住んでいる住所を特定します

 一般的には、引っ越しをする度に住民票も新しい市区町村で変更の手続きを行います。
よって、現在住民票に記載されている住所は、今現在住んでいる住所の方がほとんです。
住民票に記載されている住所=「戸籍の附票」というものにも記載されています。

戸籍の附票・・・本籍地のある市区町村役場で取得可能。
戸籍の本籍が分かれば附票を取得することができます。
音信不通の相続人の戸籍のは、亡くなった方の戸籍をたどっていくことで知ることが可能です。

Q.住民票の住所に住んでいない可能性はありますか?

 単身赴任や長期の出張などで、住民票上の住所と現在住んでいる住所が違う場合があります。
単身赴任の場合は、住民票の住所に他の家族が暮らしているため、比較的連絡が取りやすいです。
独身で住所を転々としているようなケースでは、相続人本人を探すのは容易ではありません。

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